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スタッフ日誌

中央本線で一番古い木造の駅舎のある町

2024-05-10
ベルキッチン品質管理・企画課Oです。
 
スタッフ日誌に私の地元であります釜戸町の、滝とビールが掲載されました。
そんな中、釜戸を訪れたスタッフから「釜戸駅って無人駅ですよね・・・」と質問を受けました。
無人駅・・・。
確かに駅員は居ないですし、
切符の販売機もないし、
使用済み切符を入れる箱が設置されていて
駅前も閑散としていて、とにかく静かなので、印象的には無人駅。
こんな静かな町にある静かな駅ですが、営業時間はあり、
釜戸町まちづくり委員会から推薦された方が、駅の管理と窓口業務に携わっています。
なので、無人で無い時間帯もあります。
 
釜戸駅は、明治35年(1903年)に建てられた、昔ながらの木造の駅舎です。
駅名の看板が、木製で改めて見ると、レトロな雰囲気がただよっていました。
 
釜戸駅の正面には、大きな赤松があります。
現在は一本ですが、以前は二本並んで立っており、「夫婦松」と、呼ばれていたそうです。
この赤松は、明治35年(1902年)に、国鉄中央線の開通と釜戸駅の竣工を記念して
植えられた中の一本と伺いました。
釜戸駅ができて、昨年で120年でしたので、この松も樹齢120年近いことになります。
120年近く駅を利用する人々を見守り、町を見守ってきた松です。
改めて見てみると、年月を感じずにはいられません。
釜戸駅は、竜吟の滝・竜吟湖・中山道大湫宿へのハイキングコース、
そして、中山道ウォーキング等のイベントの際には、たくさん方が利用されます。
 
釜戸町は、釜戸駅を瑞浪市内の観光スポットを巡る玄関口に、
また、美しい豊かな自然がいつまでも残って欲しい思いで動いております。
 
そして、釜戸駅からは少し離れた所にはなりますが、2027年には「道の駅」の開駅が予定されております。どんな「道の駅」になるか今から楽しみです。
 
今回、掲載しました写真は、駅に勤務されて見える方が撮影をしてくださいました。
釜戸町の事を熱く語ってくださる方ですので、駅を利用された際には声を掛けて下さい。
素敵な時間を提供くださると思います。
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