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スタッフ日誌

体格①

2022-06-30
こんにちは、ベルキッチン品質管理企画課のNです。
 
今回は体格についてお話したいと思います。
自分の身長にあったキッチン高さ(ワークトップ高さ)を求める計算式は『身長÷2+5センチ』と言われています。
例)160センチ÷2+5センチ = 85センチ

また、JIS日本産業規格(令和元年7月1日法改正によって日本工業規格から名称を変更になりました)『JIS A0017:キッチン設備の寸法 3.1各部の寸法』にてワークトップ高さ80、85、90、95センチと記載があります。本規格は主として住宅に使用するキッチン設備の寸法について規定しています。 では、日本の規格なので、日本だけに当てはまるのか?と、いいますと、そうではないです。「1995年に閣議決定された規制緩和推進計画の具体策として、JISに対応する国際規格ISOがある場合、国際規格に整合(準拠)する。」となっています。本規格の国際規格ISOは何になるかと言えば『ISO 3055 Kitchen equipment – Coordinating sizes』などがあります。
そのほかに、キッチンに関する重要なJISは『JIS A4420:キッチン設備の構成材』があります。主として住宅に使用するキッチン設備の構成材について規定しています。本規格の国際規格は『ISO 7170 Furniture-Storage units-Test methods for the determination of strength, durability and stability』などがあります。また、『ISO 3055、7170』は『ISO TC136 Furniture』にぶら下がっています。キッチン設備は水が出て、水を流さなければならないので排水関係でも『JIS A4421:設備ユニット排水器具』や『SHASE-S』という規格があります。
 
それでは本題の、160センチ÷2+5センチ = 85センチは正しいのか?についてですが、
こちらは次回【体格②】でお話ししたいと思います。
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