スタッフ日誌
新型コロナウイルス感染経験談
2022-10-07
こんにちは、ウッドワン商品企画室のHです。
ついに私も8月に罹ってしまいました・・・新型コロナウイルス感染症。
ということで、誰の参考にもならないとは思いつつも、体験談をつづります。
8月某日(土)
元気いっぱいに一日を過ごして就寝。
翌日(日)
起床直後から鼻水と痰が異常に出る。
けれど、もともと慢性鼻炎と蓄膿症を患っているので、「今日は鼻の調子がちょっと悪いな」ぐらいの感覚しかなく、午前中の活動を終える。
13時頃から急激に体が熱くなる。検温したら38.6℃。あれ?これ、鼻炎じゃないのかも?と少し不安になる。とりあえず早めに寝ることにする。
翌々日(月)
起床後、体温36.9℃。鼻水と痰が異常に出る。
熱はやや下がったけどなんとなく仕事している場合ではない気がして、上司に体調不良で休む旨を報告し、PCR検査を受けられる病院を探す。
1件目、2件目、3件目・・・と電話をかけたものの、延々と通話中か、「本日の発熱外来は締切りました」と断られるかで、既に疲弊。何件目かにかけた病院で、「1時間後に来られるなら対応可能」と言われ、すぐに準備をして出発しました。
コロナの検査待ち患者は院内に入ることはできず、全員駐車場にて、車内待機です。駐車場は検査待ちの車であふれていて、停められずに立ち往生している車もいたほどでした。8月の日差しのなか、看護師さん・院長先生・薬剤師さんが何度も何度も院内と駐車場を書類や検査キットや薬を持ち歩いて往復する姿には、脱帽し涙が出る思いでした。
そして午後に通知された検査結果は見事に陽性。お仕事、休んで良かったです・・・。会社に陽性判定となったことを報告し、しばし呆然としながらベッドで休みました。体温はふたたび38℃まで上昇。
夜になり、保健所や厚労省からショートメールにてスマホに様々な情報が届きました。
・My Her-Sysという厚労省システムを利用するためのID。保健所への体調管理報告は原則コレ。
・自治体からの各種貸出品、宿泊療養申請、配食サービス等の案内
・接触通知アプリCocoaに陽性登録するよう促すメール(がやたらと多く届く)
ぶりかえした高熱と、とめどなく流れ落ちる痰と闘いながら、10日間の自宅療養生活が始まりました。
我が家は家族全員罹患しましたので、家庭内隔離の手間こそなかったものの、どんなに体がだるくても家事を手放すことの出来ない辛さが伴いました。自治体の配食サービスは手続きしてから2~3日後にしか届きませんので、何かで食いつなぐ必要があります。洗濯機も動かして干して乾かさないと着るもの・拭くものが尽きてしまいます(高熱で汗をかくので衣類もタオルもどんどん消費します)。実家の親は高齢なので、感染リスクを考えると頼るわけにはいきません。もちろん目の前のドラッグストアやコンビニ、スーパーに買い出しにも行けません。残った食材の寄せ集めで得体の知れない鍋っぽい何かを煮込みながら、「これがあと何日つづくの…?」と絶望したのも今となっては思い出です。
数日後、冷凍庫の食材が尽きかけた頃を見計らったように、待ちわびていた配食サービスがようやく届いた時は、家族で声を上げて喜びました。配食サービスにはレトルトコースとお弁当コースがあり、我が家はレトルトコースを選びました。既に体調も回復傾向にあったので、家族でコーンスープとデニッシュパンをすぐに開封して味わいました。
私がコロナに実際に罹患して感じたことは、
・感染力が普通の風邪よりも強い…気がする。
・熱が低くても何か違和感を感じたら、仕事や外出は控えるのが正解。
・いろいろな意味でしんどい。(自分の体調、家族の体調、家庭の維持、外出規制)
・経験者の多くが語っているのと同じく、回復後も咳が残って喉が痛い。しかも街中で咳をすると、周囲から「あの人コロナ持ってるんじゃないの?」と嫌悪の眼差しを向けられることがある。
ということで、罹患しないほうが間違いなく良いです。
感染力が凄まじいウイルスですので、どれほど対策を講じても感染する時は感染してしまうとも思います。せめてその時に重症化しないよう、普段から体力と免疫力を高めておくことを心がけたいですね。あと、日頃から家事の担い手を家族の中に増やしておくこともとても大切だと感じました。
油断して二度目の感染をしてしまわないように、私も体力づくりを頑張っていきたいと思います。