スタッフ日誌
横井照子ひなげし美術館
2022-11-30
こんにちは、ベルキッチン品質管理・企画課のIです。
ついこの間までセミが元気に鳴いていた気がするのですが、気が付けばもう今年も終わりが見えてきました。
瑞浪の冬は冷え込みが厳しいですが、体調管理に気を付けつつ、元気に乗り越えたいと思います。
さて、先日私は、栗きんとんで有名な恵那川上屋の敷地内にある「横井照子ひなげし美術館」へ行ってきました。
作家名ではピンとくる方は少ないかもしれませんが、東濃地区にお住いの方ですと、彼女の作品を目にしたことがある方も多いのではないのでしょうか。
そんな彼女の作品の一つがこちら。
岐阜県恵那市に本店を構える「恵那川上屋」の紙袋です。
スタッフの方にお伺いした話によると、川上屋の社長が20代のころ海外旅行へ行った際に横井氏に出会い、「将来商売をする際は絵をかいてもらいたい」とお願いをして、時を経て実現したのが現在の川上屋の紙袋や包装紙なのだそう。
そして「もっとたくさんの日本の人にも彼女の作品を知ってほしい」という社長の思いで作ったのが、この美術館なのだとか。
普段何気なく手にしていた紙袋ですが、存外熱いドラマが秘められているものだな、と驚いてしまいました。
こちらの美術館は入館料400円を支払うと、作品鑑賞後を見計らってお抹茶と御茶菓子をサービスで出して頂けます。
ぼんやりと作品をながめながらお茶を頂き過ごすひと時は、とても贅沢でした。
(ちなみに館内は撮影OKです)
素敵な美術館でしたので、お近くに立ち寄られた際は訪れてみてはいかがでしょうか。