スタッフ日誌
忘年会(自粛中)
2022-12-16
こんにちは、ベルキッチン品質管理企画課のAです。
今回は忘年会(自粛中)についてお話したいと思います。
広辞苑によると忘年会とは「その年の苦労を忘れるために年末に催す宴会」とあります。
文字の通り今年1年の苦しかったことや嫌なことを忘れて、新しい気持ちで次の年を迎えることを目的とした飲み会等を意味しています。
現在は、忘年会を口実に集まり、単なる飲み会になっている場合がほとんどだと思いますが(笑)。
続いて忘年会のルーツについてお話します。
忘年会のルーツは、鎌倉時代に開催された「年忘れ」という会にあると言われているそうです。
その内容は現在の忘年会のようなものではなく、貴族や武士が連歌(二人以上の人が、和歌の上の句と下の句を互いに読み合い、続けていく形式の歌)を読み合う、優雅な会であったと言われていたそうです。
現在のような形になっていった起源は江戸時代に入ってからであり、庶民の間に、お酒を酌み交わしながらの「年忘れ宴会」が広がったことに起因します。
年忘れ宴会が、お祭りムードのものとして本格的に浸透していくようになったのは、明治時代以降の事で、中心となったのは学生や官僚であり、年末に里帰りしなかった学生が年末に宴会で盛り上がったことや官僚らが冬のボーナスで飲みに出かけて行ったことなど、それらが忘年会として定着していったと言われています。
このようなことから現在の忘年会の形が生まれたようです。
今は感染防止のため、忘年会を自粛していることが多います。
また、気軽に出来るような環境になるといいですね。