スタッフ日誌
スイージーユーザー様との交流イベントを開催
2023-02-28
こんにちは。ウッドワン商品企画室のHです。
昨年末に、初の試みとなる「当社キッチンユーザーとの交流イベント」を東京で開催しました。インテリア系で国内最大級のSNSであるRoomClipさんの力を借りて、現在スイージーを使っておられるユーザー様に募集をかけ、簡単なワークショップで遊んで、後はまったりとお茶とお菓子をほおばりながらキッチンのこと・暮らしのことをお喋りしましょうという集いです。
今回、開催に向けての様々な準備の取りまとめ役を務めさせてもらいましたが、何しろ初めてのことばかりでどれだけ準備しても不安が尽きない!
5名程度の小規模応募だけど、応募者がゼロだったらどうしよう…
当選通知を送った人達、本当に会場まで来てくれるのかな…
せっかく集まってくれても私達の進行が失敗して、「スイージーファン」が「アンチスイージー」にひっくり返ってしまわないかな…
と、後から後から不安要素が渦巻いた状態のまま、当日を迎えました。
結果としては当日、当選通知を送った6名のユーザーさんがお集りくださいました。会場が東京だったので関東地方のかたがメインでしたが、ダメ元で当選通知をご連絡した兵庫のかたも、飛行機で駆けつけてくださったという奇跡まで!(感涙)
イベントは予定時間を30分ほどオーバーして散会。そのあとも皆さん長く会場に留まって、家づくり当時のことを思い返されたり、ユーザーさん同士で連絡先を交換したり、当社スタッフとお話をしてくださったりし、最後のアンケートでは参加者全員から「とても満足」の回答をいただくことができました。(このアンケート結果を見て、ようやくずっと張りつめていた緊張の糸がほぐれた感覚を覚えています(T_T))
今回はスイージー使用歴が短いかたで2年ほど~長いかたは10年以上のユーザーさんでした。皆さんからお伺いしたお話のなかで、強く印象に残っているメッセージを、自己満足で挙げておきます。
・仕事柄スイージーのことを発売当初から知っていて、家を買う時には絶対スイージーにする、と決めていた。使い始めてしばらくした時に、建築時の工務店さんから「木のキッチンだなんて、すぐに汚れたり反ったりしないかなと密かに心配していたんだけど、全然問題ないもんだね」と言われたぐらい、今も快適に使っている。(使用歴10年以上)
・キッチンを買った後にタオル掛けを追加しようと思って、自分でDIYで取付した。よくよく考えたら、木の扉だからこういうDIYができたんだなと気づいた。
・自然に優しい暮らしをしたくて、森を育てているという背景に心打たれて選んだ。
・工務店からは最初、タイルの洗面を勧められ、一目惚れしてその場で即決した。その後、「同じメーカーでキッチンもあるよ」と紹介され、キッチンもお願いすることにした。
キズはもちろんつく時はつくけど、「あの時のキズだね」って愛おしいなって思う。タイルの洗面は目地の汚れが少し不安だったけど、そういえば全然気にならない。(使用歴6年以上)
私達はメーカーなので、どうしても新品の状態で商品をお届けするところまでで、仕事が完結してしまいがちです。けれども、お施主様が一生の覚悟でお選びになられたキッチンは、食べ物などの消耗品とは違い、お届けしてからが本来のスタートです。
10年、20年と、永く心地よく使い続けられる商品をご提供すること。
使い捨てのキッチンではなく、使うほどに育つキッチンをご提供すること。
私達の目指しているその道筋に、実際のユーザーさん達がささやかな光を灯して応援してくれたような、そんな機会となりました。
お仕事に疲れた時は、ここを見返しに来て元気を補充するようにしたいと思います笑