スタッフ日誌
ジブリの大倉庫とモリコロパーク
2023-06-23
こんにちは、ウッドワン商品企画室のHです。とある週末に旦那さんと、愛知県長久手市にできたジブリパークの人気施設「ジブリの大倉庫」に行ってきました!
このジブリパーク、元は愛知青少年公園という巨大な森の公園でした。私も子供のころに幾度となく遠足で訪れたことのある、とても親しみのある公園です。
幼い時は児童遊園地で遊び、なかでも芝生にならぶ恐竜のオブジェと、昭和の香り満載のロボットたちが楽器を演奏するという「ロボット館」は大人になった今でも脳裏に焼き付いています。(恐竜のオブジェも、ロボット館の生き残り楽団も、モリコロパーク内に現存しています。)小学生になって以降は長~いサイクリングコースに家族や友人と何度もチャレンジしていました。最後の心臓破りの上り坂がいつも辛かった記憶があります。
そして2005年には青少年公園は愛知万博のメイン会場として大きく改修整備され、その万博跡地が「モリコロパーク」として緑豊かな公園として再び市民の憩いの場となりました。2022年にモリコロパーク内に「ジブリパーク」をお迎えして、現在に至ります。
で、本題のジブリの大倉庫。
もとは温水プールだった施設を改修して造られており、実はそれほど広くはありません。天井が高くて自然光がどーんと差し込んでいるので、開放感はすごくあります。いろいろな映画の世界観が立体的にあちこちに詰め合わせられており、見ごたえ十分でした。30代夫婦ふたりで年甲斐もなくはしゃぎました笑。子どもたちにとってももちろん楽しい施設だろうとは思いますが、ジブリの歴史と共に育ってきた世代のほうが「あのシーンだ!」「あの食べ物だ!」という発見が多く、興奮度が高いような気がします。
個人的に特に面白かったのは、「借りぐらしのアリエッティ」のエリアと「企画展示室」。
アリエッティのエリアでは私たちも小人サイズの錯覚に陥るように、あらゆるものが巨大化して造られています。タンポポ、シロツメクサ、アイビーといった草花も、ナメクジなどの虫も、酒瓶やクレヨンや醤油さしなどの日用雑貨も。そこにいると気づけないような「人間サイズの靴跡」も実は上のフロアから見ると地面に刻まれていたりして、徹底した世界観の作りこみに感動しました。
もうひとつの企画展示室は、ジブリの歴史や映画製作の背景を辿りつつの見学ゾーン。食欲旺盛な自分としては、「ジブリ飯」を掘り下げた展示は非常に面白く感じました。また、海外の各国で宣伝用に作られたポスターの展示室があり、その中には目を見張るほどに素敵なものもいくつかあって、非常に感動しました。売店で販売していたら間違いなく買いたかったのに・・・売っていませんでした(泣)。
ジブリの大倉庫を朝9時~12時ごろまで見学し、お土産を買って退館。午後からはモリコロパーク内を散策して過ごしました。遊歩道がきれいに整備されていて歩きやすく、けど見上げるとおだやかな森の木々に囲まれていて、鳥や虫の飛び交う音のひびく、非常に清々しい公園です。幼いころから親しんだ「青少年公園」が、寂れるのでもなく、都市開発されて消滅するのでもなく、自然を感じられる施設としてますます発展して賑わっている様は地元民の一人としてとても嬉しく感じます。