本文へ移動

スタッフ日誌

春のみどころ観光地

2024-06-07
こんにちは、ベルキッチン事業管理課のスタッフHです。

以前から春のこの時期に行ってみたい場所がありました。よく旅番組でも取り上げられて、ずーっと気になっていた場所。。。
「雪の大谷」
雪の大谷ってご存じですか?
4月中旬から6月下旬に現れる絶景で、標高3000m級の峰々が連なる北アルプスを貫く立山黒部アルペンルートにあります。
冬の間に降り積もった道路の雪を除雪して、巨大な雪の壁ができます。その壁が雪の大谷です。
 
雪の大谷に行くには、長野県の扇沢と富山県の立山を結ぶ立山黒部アルペンルートで行くようになります。
ここは自家用車での乗り入れができないので、バス、ケーブルカー、ロープウェイ等を乗り継いで行くようになります。
本来なら立山黒部アルペンルートをすべて横断して立山黒部を満喫したいところですが、今回は時間と予算の関係で長野側の扇沢駅から雪の大谷のある「室堂」までの往復コースにしました。目的の室堂までは扇沢から乗った方が時間的にも早く予算的にも安いのと、黒部ダムも散策できるので扇沢-室堂の往復チケットを事前購入。
事前にチケットを購入しておかないと当日チケット購入の行列に並ぶハメになってしまいます。
 
当日は早朝6時に扇沢に着いたにもかかわらず駐車場はいっぱい。
なんとか空きを発見し駐車することができましたが、予想以上の人の多さに驚きました。
あと春だというのに周りを見るとみんな防寒対策バッチリ。
目的地の室堂はまだまだ大雪が残っていて、ライブカメラを見ると気温は6.8度。やはり寒そうです。
もちろん私もタイツと防寒用ジャンバーで完全防備。
まずは扇沢駅から電気バスに乗ること16分、黒部ダムに到着。案外すぐに着きました。
黒部ダムはえん堤の高さ日本一の巨大ダム。6月~10月には観光放水もしており、すごい迫力らしい。
確かにこんな巨大ダムからの放水は想像しただけでワクワクします。放水にかかる虹もきれいだろうなあと想像してしまいます。
雪化粧をした山々に囲まれた黒部ダム
余談ですが室堂からの帰りには黒部ダムレストハウスで黒部ダムカレーを食べました。
観光地のカレーなので正直あまり期待していませんでしたが、グリーンカレーで、良いほうに期待を裏切られました。
黒部ダムカレー
そこからケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバスを乗り継いで雪の大谷のある「室堂」に。
ちなみにトロリーバスってあまり聞きなれないと思いますが、通常のバスとは違い、上部に張られた架線から取った電気を動力にして動くバス(街中を走る路面電車のような感じ?)で、日本で乗れるのは唯一ここだけらしいのです。でも残念ながら車両の老朽化で今年の11月で廃止とのこと。長年の功労に感謝です。
 
室堂駅に到着したのは8時半頃。雪の大谷に行けるイベントの「雪の大谷ウォーク」が始まるまでは立入禁止なので待っていると、ほどなくしてイベント開始、超速足で歩き横にいるでっかいカメラを持ったおじさんと競うようにして雪の大谷に一番乗りしました。
晴天の下雪の壁
その日は晴天で日差しも強く、不思議と全く寒くありませんでした。
ちなみに当日の雪の大谷の高さは13m。白い壁を見上げると高く、すごい迫力でした。これが20mの壁の高さの時もあるそうで、想像を絶します。室堂から次の天狗平まで行けば、バスからもこの眺めを見ることができるようです。
 
今回の所要時間は扇沢から室堂の往復で約5時間。極力乗物待ちを避けたいので人の流れの多い方向は早めに済ませ、人の流れが少ない方向でゆっくり散策しました。室堂では今の時期にはライチョウを見ることができたり、日本一高所にある天然温泉のみくりが池温泉に入ったりとたくさんのみどころがありますが今回は駆け足の散策だったのでパス。一番の目的であった雪の大谷を満喫できてよかったです。
 
でもやっぱり20m級の雪の大谷には若干未練があるので、タイミングがあえばリベンジしたいです。
TOPへ戻る