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スタッフ日誌

保護猫

2022-01-28
こんにちは、ベルキッチン品質管理企画課のスタッフOです。
 
11月の始め、我が家の庭に生後まもない仔猫を見かけるようになりました。
山間部の為、朝晩の冷え込みが本格的になってきた中、寒さに耐えられなく命を落とすのでは無いかと捕獲を試んだ矢先のある日の夕方、倒れたまま鳴く仔猫を発見しました。
直ぐに家の中に入れて、体を温めました。
呼吸がとても早く、痙攣もしていました。
病院はすでに終了した時間で、手当たり次第、友人・病院に連絡をしました。
こんな時間を不眠不休で朝まで続けた中で、私も仔猫も人の優しさを心から感じ頑張る事ができました。
たくさんの病院を探して下さった方、わざわざ病院に電話をして下さった方、一晩中、「温めて上げて!」「大丈夫!」等、LINEをしてくれた方。
仔猫を見守る中、たくさんの方々のパワーで、この子は絶対に助かると前向きに看病をすることができました。
 
朝、診療時間前でしたが病院に電話を入れました。
今日は祝日・・・。
お願いします。電話にでて下さいと願いながらかけました。
こんな思いが通じたのか、今すぐ来て下さいと返事をいただきました。あまりの嬉しさと安心感と焦りとで、この時間の記憶がありません。でも、神様だと思った記憶だけは鮮明に残っています。
 
診察結果は、酷い猫風邪・低体温症等。先生に思いを託し、生きる事だけを信じて、入院をさせて頂きました。
 
今度は里親探しです。
病院の先生はFacebookで拡散。病院探し等に協力して下さった方がLINE等で拡散。
本当に、幸せな仔猫。仔猫の命と幸せの為にたくさんの方が広めて下さいました。
 

この間に、仔猫に命名をしました。
たくさんの方々の加護により助かった命。                                                                           
これからも、神仏の加護を受けられるように姓名判断をし「あんこ」と命名。
顔が真っ黒でちょっと困った顔が何とも言えずかわいく、愛くるしい動きや表情から、たくさんの愛情を与えてくれます。
 
ある方から、野良猫は自分を助けてくれる家を選んで現れると聞きました。猫が自分の家族となる家を選ぶそうです。
 
 
里親探しは断念することにしました。
今は我が家を選んできてくれた、神様から与えられた小さな命に感謝しながら、その小さな手でたくさんの幸せをつかむと信じて、猫との楽しい時間を過ごしています。
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