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スタッフ日誌

ちいさく春を楽しむ

2021-04-23

こんにちは、ベルキッチンのスタッフNです。

2年にわたるお花見自粛とそれに伴う息苦しさに、日本人の桜の木への思いの深さを感じた今日この頃です。

 

私達が動きまわっていても立ち止まっていても、季節はかならずめぐってきます。

いつものような賑やかなお花見ができないからこそ、桜以外のところでちいさく春を感じる、五感をみがくチャンスかもしれません。

つくしは幼い頃、毎年のように家族で摘んでいました。母がお浸しや卵とじにしてくれていたのを思い出します。

たんぽぽは小学2年生の時に、鉛筆で模写をする授業があり、花マルをもらえたという幸せな思い出の花です。


綿毛を見つけたら今でも吹き飛ばしたくなります。

昨年は、自宅の花壇にチューリップを植えました。球根は上手に処理と保管をすれば翌年もまた花が咲くそうです。私もチャレンジしましたが、残念ながら葉っぱがやたらと伸びるだけで開花にいたりませんでした(泣)

ハナモモは、桜の仲間、バラ科の樹木です。春先に白から薄紅、真紅と、鮮やかな花弁が一気に咲き誇る光景は、まさに絢爛豪華!

モモの花は縁起物のひとつでもあり、厄除け、魔よけの意味合いもあるそうなので、今年は見かけたら特別な思いで愛でたいものです。

そして最後に、やっぱり桜。

桜で埋め尽くされた公園や並木道もとても素敵ですが、冬のあいだ寂しげだった山々の肌が、ぼわーっと若葉と山桜の色に滲んでいく景色が、たまらなく好きです。

 

ベルキッチンは岐阜県ののどかな山あいにありますので、自粛や巣篭りしていても季節感を失わずに過ごすことができています。

自然のなかで感性をみがきながら、無垢の木の商品に魂をより深くこめていくことができるよう、毎日を大切に過ごしていきたいと思います。

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