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スタッフ日誌

木材のあれこれ ~~ パート9 ~~

2025-01-30
こんにちは、ベルキッチン統括生産管理課スタッフEです。
 
今回は、ベルキッチンで使われている工業材料の合板をご紹介します。
「合板(ごうはん)」とは、原木を大根の桂むきのように薄く剥いたもの(単板=Veneer)を乾燥させ、単板の繊維方向(木目方向)を1枚ごとに直交させて、接着剤を塗布して積み重ねて貼り合わせたものになります。
合板の特長といたしまして、接着剤を塗布し、複数枚を貼り合わせたもので単板の繊維(木目)が交差するように重ねて貼り合わせるため、断面は縞模様に見えます。
軽く加工しやすい、熱伝導率が小さい、電気の伝導性が低い、音や振動を吸収する、調湿作用を持つといった木材の性質を兼ね備えたうえで、伸び縮みが少なく耐久性にも優れた素材となっています。
また、1本の丸太から多くの材料を得られるため、大きな板材でもコストが低い点も合板のメリットです。数多くの優れた特徴を持つことから、建築材や家具材、什器の材料、DIYの素材など、幅広い用途で使用されています。
合板は、木材の優れた性質を活かしつつ、加工しやすく耐久性に優れた万能な素材です。
そのため、建築材から家具、DIYの素材に至るまで幅広く使われており、ベルキッチンでも人工大理石天板の裏板補強やタイルトップの下地に欠かせない材料となっています。
 
これからも、素材の特性を最大限に活かしながら、より良い製品づくりを目指してまいります!
みなさんは、どの樹がお好きでしょうか?
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