スタッフ日誌
後悔
2025-03-21
こんにちは、ベルキッチン品質管理企画課のNです。
少し前の話ですが鈴鹿サーキット 本コースを走行できるイベントに参加しました。
早速、走行前のブリーフィングを受けて、走行の準備をして順番待ちです。今回はイベント的な走行会ということで、車両の規制はほとんど無く、ミラーの取り外しや、ヘッドライト、ウインカーの破損対策は必要なしでした。そして、出発。しっかり走って、とりあえず1周して休憩。友達が「お前、コーナーでバイクを倒し込んでるときに火花がでてたぞ!」
気持ちの良いコーナーでしっかり倒し込んでいるときにバックステップになっているのにもかかわらず、ステップが地面に接触して火花がでていたらしい。走ってる私はそのときに「大事なサーキットの地面にごめんない」とつぶやいたので分かっていました。そんな話をしながら、休憩中はバイク部品メーカーのブースをいろいろ見て回っていました。そのなかで、カメラ屋さんのブースでは、イベント参加者がコースを攻めている写真を販売していました。(そういえば、コース内に大きいカメラで撮影している人たちがいたので不思議に思っていました。)ちょうど、気持ちいいコーナーの所で、いいアングルでの写真だったため、みんな、自分の写真を一生懸命探していました。私も人混みを縫うようにそのブースに入り込み、自分の写真を探すこと10分ぐらいで見つけることができたので、価格を見てみると2500円程度(うる覚え)。一旦その場所を離れ、一緒に行った友達と相談。
「買う?」「買わない?」「高くない?」「ちょっと大きめの写真だよね」
「買わない」
「買わない」
「買わない」
みんな「買わない」と結論。
でも、心の中で「あのコーナーはバックステップが地面に接触したところでは?」「他のライダーよりしっかり倒し込んでいるのが分かる写真(個人の感想)」
「買おうかな?」「でも自分一人だけ買うのも」「買おうかな?」「写真1枚で2500円は高いよな」でも、「買おうかな」
コースをもう一周走って、考えよう。
そして、そんなことを忘れてしまって。帰宅。
「あの写真、いいアングルだったな」
「自分達では撮影できない写真だったな」
「さすがプロの人が撮った写真だったな」
「大きいサイズの写真だったな」
「ここに飾りたかったな」
・・・・・・・・・・
『買えばよかった』
『買っとくべきだった』
2年前の出来事ですが、未だに思い出します。
友達に「また、参加しようぜ」
「いかないよ」
住宅を購入して、いざ住み始めて、住宅設備を使い始めて「あっちにすれば良かった」「こっちにすれば良かった」「妥協しなければ良かった」なんてこと、ありますでしょうか?
住宅だけでなく、商品を購入する際はよく考えて購入していても「やっぱりあっちにすれば良かった」という経験。時間をかけて、よく考えた結果『売り切れでした』という経験。経験をして、学んでも、また同じことを繰り返す。性格、性分なんですね。
※実際には地面に接触していた部位はサイドスタンドでした。